2010年6月7日月曜日

全日本選手権 Round3 SUGO 日曜日



全日本選手権SuperKF Round3は6月6日決勝日を迎えた。
前日までの雨は夜には上がり、強い日差しがサーキットに降り注ぐ。気温もぐんぐん上がり、かなり暑い日になりそうだ。
路面は雨の影響は少ないと見られるが、この気温、午後には難しくなるであろう予想だ。
朝8:00から行われる公式練習を経てタイムトライアルの公式予選に入っていく。
2グループに分かれたタイムトライアルはAグループで佐藤奨二が38.835で4番手でトップ5に食い込む。伊藤巧作38.953の自己ベストで6番手。藤松楽久は39.241の13番手と少し出遅れる。Bグループは佐々木大河が38.793で6番手。路面状況は徐々によくなってきており、Bグループのほうが全体的にタイムがよく、総合結果は佐々木が9番手、佐藤は11番手。伊藤が14番手で藤松は25番手となった。
第5戦予選ヒート。2周のローリングの後スタートが切られる。佐々木、佐藤はまずまずのスタートを切る。伊藤はジャンプアップし佐藤とバトルを展開する序盤。藤松は混乱ある後方でなかなか順位を上げられない。佐々木と佐藤は自分のペースを維持することに専念。タイヤの消耗を抑えながら走行を続けそれぞれ9位、10位となる。伊藤は徐々に順位を落とし17位。藤松は21位となった。
第5戦決勝ヒート。スタートで順位をキープする佐々木、佐藤。伊藤も順位を上げ周回を重ね始める。藤松は接触があり最後尾から追いかける。中盤までは各車様子見の様相。だが、ここで佐々木、佐藤がグングンペースアップ。トップの選手より速いペースで前方集団に追いつく。その集団も痺れを切らしてバトルを展開。その中予選でタイヤを残した佐々木、佐藤はひとつづつ順位を上げ終盤には5位、6位をキープする。伊藤はいったん順位をあげたものの、またしても展開に乗り切れず16番手。藤松はマシントラブルによりリタイヤを喫してしまう。そしてチェッカー。佐々木が5位入賞。佐藤は6位とランキングポイントを獲得。伊藤は16位、藤松は20位(DNF)となった。
午後に行われる第6戦予選ヒート。路面が段々ラバーグリップになってきてシャーシのセットも著しく変更になる。スタートから佐々木のペースがよく、トップの選手を上回るタイムを刻み続けるが、6周目、エンジンが悲鳴をあげリタイヤとなる。佐藤は第5戦同様タイヤを温存しながらの走行。伊藤は出入りの激しいバトルを展開。藤松はこの日最も調子よく順位を上げる。佐藤は8位、伊藤は14位、藤松は19位、佐々木は25位からの決勝スタートとなった。
この日のラストレース第6戦決勝ヒート。まだまだ気温も高い。安全にと祈った1コーナーで藤松が接触してしまいリタイヤとなってしまう。佐藤は上位で順位をキープする。伊藤もスタート順あたりを走行。佐々木は後方から一気にペースを上げ次々とポジションを回復させる。中盤、佐藤がキャブレタートラブルでリタイヤ。伊藤は下位グループとのバトルに打ち勝ち上位集団を単独で必死に追いかける。佐々木も終盤には上位グループでバトルを展開。思ったよりリタイヤが少ないレースながら体力が激しく消耗するこのSUGOで各ドライバー最後までペースを揺るめない。そしてチェッカー。佐々木は25位⇒7位フィニッシュ。5度目のポイントを獲得。伊藤も14位と2度目のポイントを獲得した。藤松、佐藤は惜しくもリタイヤ。
次回は3ヶ月後の9月に茂原ツインサーキットで行われる。







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