2010年5月21日金曜日

2010 World Cup for SuperKF 金曜日


ワールドカップカートレースは5月21日、2日目を迎えた。
昨日20日はフリープラクティスを2回走行しただけで終了したFA-KART RTは3回目(この日の1回目)のノンクオリファイングプラクティス(NQ3)に出走。路面コンディションができていないこのセッションはほとんどのドライバーが走らず終了。計測した中で伊藤巧作が48.793でトップタイムをマークした。佐藤奨二も49.051とインストレーションラップだけでもまずまずのタイムを出す。
続いてNQ4、全車が本格的な走行を開始する。佐藤は初期セット、路面のコンディションを把握しながら48.246で3番手。今回スポット参戦する前原佳明はナラシ走行の延長戦で走って48.489で9番手。伊藤は49.010、藤松楽久は49.174と少々苦戦。
NQ5。佐藤はここで48.414でトップタイムをマーク。ワールドカップはフリー走行のタイヤ制限もあるため走行すればするほど、セッションが続けば続くほどタイムは落ちるもの。そのなかでセットアップがいい方向に向いており、落ち幅は他のドライバーより少ない。前原も徐々に調子を上げ48.699の7番手。藤松は48.916、伊藤は49.322と少し特殊な路面状況にとまでっているようだ。
NQ6で前原はさらにタイムを更新しトップタイムをマーク。佐藤も2番手で、FA-KART RTは1-2体制を築く。注目のNick De Vriusはエンジントラブルが続き調子が悪い模様。
そしてラストのNQ7、佐藤はタイヤを温存できるくらいセットアップがよく、ここでも3番手をキープ。トップタイムは昨年の全日本王者清原。2番手は新品タイヤを入れた小瀬なので実質は2番手である。前原は5周走ったところでチェーントラブルによりストップ。しかし、その短い間のタイムで6番手と好調をキープする。伊藤はNewタイヤを入れたものの渋滞に引っかかり、タイムを上げられず11番手、藤松はタイヤ温存で13番手となった。

明日はタイムトライアルと予選ヒートが行われる。佐藤、前原はかなり好調をキープしているので、上位を走れるであろう。伊藤と藤松も全日本でレース日に調子を上げるので楽しみである。




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