2010年5月17日月曜日

SL石野シリーズ第3戦


5月16日、愛知県・石野サーキットにてSLシリーズの第3戦が行われました。
ハラダカートクラブからは2名が30歳以上のSuperSSクラスに参戦。

まずは10分間のタイムトライアル。友藤啓佐選手(HAASE)はやや後方、川北浩之選手(FA-KART)は最高峰からタイムアタック。最初のタイヤの暖めが終わりアタックに入る。友藤選手は22台と多いエントリー台数の中5番手タイムを記録。川北選手は7番手タイム。しかし、友藤選手まさかの重量落ちで最後尾に。川北選手は一つ繰り上がって6番手からのスタートとなる。

予選ヒート、周回数は10周。スタートで前方の2台が接触し戦列を離れる。その混乱をうまく切り抜けた川北選手は危なげなく4番手に浮上。友藤選手も5つほど順位を上げる。周回を重ねる中川北選手は3番手選手を攻め立てるが相手はストレートが速く決め手を欠き順位をキープする。一方友藤選手は持ち前のスピードを生かし、コースのどこでもオーバーテテイクショー。チェッカーが振られたときには8位までジャンプアップ。川北選手はそのまま4位。

決勝ヒート、周回数は普段13周のところ15周で行われる。不利な石野のアウト側スタートの二人だったが、川北選手は順位キープ、友藤選手は1つ落としただけのまずまずのスタート。川北選手は序盤でうまいオーバーテイクを決め3位の浮上。しかし、ペースがなかなか上がらず、先ほど抜いた選手に執拗に攻めたてらる。川北選手はそれを防ぎきり3位をキープする。友藤選手は中盤からペースを上げ1台ずつ抜き順位を上げていく。そして終盤、ペースの上がらない川北選手に後方集団が追いつき5台のバトルになる。ラスト2周、川北選手が6コーナーでインを差され4位に落ちてしまう。5位に上がっていた友藤選手も川北選手を8コーナーで攻めるが失敗。1台抜かれ6位にダウン。友藤選手の攻めを耐え抜いた川北選手は3位を取り戻そうとファイナルラップの2コーナーでインを差すが、相手選手にうまく防がれ万事休す。結局川北選手は4位、友藤選手は6位でフィニッシュした。今回、かなり見ごたえのあるレースとなり、2人とも最高とはいえないまでも満足できる結果となったであろう。

YAMAHA SuperSSクラス
4位 川北浩之(FA-KART) TT6位⇒予選4位
6位 友藤啓佐(HAASE) TT22位⇒予選8位

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