2010年8月5日木曜日
WSK World Serise Round2 America
WSK World Seriseは第2戦をアメリカ合衆国・ニュージャージー州のMilvilleで7月29日~8月1日の日程で行われました。
開催クラスはSuperKF・KZ2・KF2・KF3の4クラス。
世界が注目するSuperKFクラスは遠いアメリカということもありエントリーは少な目の17台。
Qualifying Practice(タイムトライアル)でトップタイムをマークしたのはB.COOPER(KOSMIC/VORTEX)。今回開催されるコースは全長1600mでさらに曲がりくねっているレイアウト。SuperKFでも1:00.563というラップタイム。
3回で行われるQualifying Heats(予選ヒート)で総合1位になったのは1位x2回、2位x1回で開幕戦ファイナルのウィナーN.DE VRIES(ZANARDI/PARILLA)。2位にEuro SeriseチャンピオンのA.CONVERS(KOSMIC/VORTEX)、3位にA.KOZLINSKI(CRG/MAXTER)が久々の上位進出。
ここからチャンピオンシップポイントが与えられるPreFINAL。ここでCONVERSが見事トップチェッカーを受ける。2位にはKOZLINSKIが入り、CRG勢にとっては久しぶりのSuperKFでの表彰台となった。3位はQPでトップだったCOOPERが入賞。DE VRIESは4位だった。
迎えたFINAL。最後の最後に速かったのはやはりDE VRIES。ひとり異次元のスピードを見せ開幕戦に続くFINALでの優勝をもぎ取った。多くのドライバーが1分01秒台を切れない中、DE VRIESのベストタイムは1:00:456。素晴らしいスピードである。2位は今年はDE VRIESとの一騎打ちになるであろうCONVERS。3位はCOOPERがPreFINALに続く表彰台を獲得した。
ミッション付クラスであるKZ2。J.THONON(CRG/MAXTER)はQPからQH、PreFINAL~FINALまですべてトップを勝ち取り磐石の優勝。世界一速いミッションカーターとしての実力を見せ付けたレースであった。2位はG.CARLTON(CRG/MAXTER)というあまり有名ではない選手が入賞。CRG勢は1-2フィニッシュを達成。3位はR.DREEZEN(TONYKART/VORTEX)が入ったがTHONONからは4.8秒引き離された完敗のレース。World SeriseでKZ2に参戦のTONYKARTのエースM.ARDIGO(TONYKART/VORTX)は4位であった。
KF2クラスはI.D'GOSTO(TONYKART/VORTEX)が優勝。日本人金丸悠(TONYKART/VORTEX)はPreFINALで3位表彰台を獲得したものの、FINALでは4位であった。
KF3クラスはM.VERSTAPPENがPreFINLA~FINALを連続1位で完勝。2位にはスペインのFA-KARTワークスチームGenikart-LTPから参戦したJ.ORIOLA(FA-KART/VORTEX)が入った。実はこのGenikart(ジェニカート)-LTPというチームは、F.ALONSO選手がカート時代に在籍していたチームである。
SuperKF ⇒http://www.wskarting.it/World_Series/2010/Millville/finale_SKF.PDF
KZ2 ⇒http://www.wskarting.it/World_Series/2010/Millville/Finale_KZ2.PDF
KF2 ⇒http://www.wskarting.it/World_Series/2010/Millville/Finale_KF2.PDF
KF3 ⇒http://www.wskarting.it/World_Series/2010/Millville/Finale_KF3.PDF
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