2010年9月27日月曜日

全日本選手権 西地域 第5戦 琵琶湖スポーツランド 速報

全日本選手権 西地域 第5戦は9月26日、滋賀県・琵琶湖スポーツランドにて行われた。
ハラダカートクラブからはFS125クラスに3名、FPジュニアクラスに3名、併催のブリヂストンシリーズ西地域キッズクラスに1名の計7名が出場した。

全日本選手権であるFPジュニアクラスは公式予選で稲寄速人(INTREPID/YAMAHA)が12位、酒井翔大朗(FA-KART/YAMAHA)が21位、橋詰拓馬(CRG/YAMAHA)はタイムを計測したものの、エンジントラブルにより交換をを強いられ、最下位からの予選スタートとなった。
予選ヒートは上位陣についていく稲寄、後方からの酒井、橋詰の追い上げで展開。前半稲寄はグリップ不足に悩んでいたが、中盤からは巻き返し追走。後半でライバルの1台をオーバーテイクし11位フィニッシュ。酒井は追い上げ13位、橋詰も17位までポジションを上げた。
決勝ヒートは序盤でクラッシュが発生。その間を抜けた稲寄、酒井、橋詰。稲寄は予選同様、前半苦しんでいたが、中盤に差し掛かるところでペースアップ。しかし、激しいバトルの結果、接触を喫してしまい惜しくもリタイヤとなる。酒井も自分のペースを守り、ミス無く周回を重ねる。橋詰も酒井の少し後ろで前方を見据える。結局そのままフィニッシュとなり、酒井は11位。ジュニア選手権でのポイントを獲得。橋詰も14位で惜しくもポイントには届かなかったものの、自分のいい走りができた。

地方選手権であるFS125クラス。公式予選は7分間。米川直宏(FA-KART/IAME)が11位。しかし、6位まではコンマ2秒差の接戦。高瀬啓太(FA-KART/IAME)が12位、加藤雄祐(TONYKART/IAME)は最後尾14位から追い上げを図る。予選ヒートはスタート直後トップグループがクラッシュ。3人も巻き込まれてしまう。高瀬はこのクラッシュでトラブルを抱えてしまい途中リタイヤ。米川もバトルを繰り返すが、慣れない琵琶湖で思うように順位を上げられない。加藤はその後方で我慢のレース。予選は米川が8位、加藤が10位、高瀬は12位。
決勝ヒート、ローリング開始で米川のエンジンに火が入らず遅れたが、メカニックの迅速な対処によりスタート。最後尾からの追い上げとなる。数週のローリングの後スタートが切られる。加藤はここでジャンプアップに成功しポジションを上げる。高瀬もそれについていく。米川は最後尾から1台ずつオーバーテイクしていく。加藤はライバルに抜かれた際に失敗し最高峰までドロップダウン。しかし、自分のベストを尽くして走行を続ける。そしてチェッカー。米川はスタートで遅れたことが災いしてか10位。高瀬が13位、加藤は14位フィニッシュとなった。

ブリヂストンシリーズ西地域は伊藤琢磨(AMIGO)が出場。このキッズクラスのエンジンは抽選デリバリー制。今回のエンジンはいまひとつ走らず苦戦を予感させる。残念ながらその予想は当たってしまい、後方に沈む。予選も決勝もコーナリングで詰めても加速で負けてしまい、なかなか上位に食い込めない。結局最後まで後方集団から抜け出せずチェッカーとなった。しかし、7歳の伊藤はそれでもなんとかしようと頑張った姿に関係者は拍手を送った。

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