近年のレーシングカートエンジンの半分以上がクラッチ付エンジンになってきています。ダイレクトエンジンに比べ、部品点数、メンテナンス項目が多くなるのですが、その中で毎回チェックするのがクラッチベアリング。
クラッチベアリングは高回転で回るため非常に高温になります。ですので、その状態をそのままにしておくとクラッチベアリングが油切れを起こし、ベアリングローラーが焼きついてしまいます。そうすると、スムーズにクラッチが動かず、駆動系のパフォーマンスに影響してしまいます。
クラッチベアリングのメンテナンスは非常に簡単。単純にクラッチドラムを取り外し、シャフト(クランクシャフト)、ベアリング、クラッチドラムにグリースを塗るだけです。さらにその奥と手前のワッシャー側面にも塗付するとより効果的でしょう。
クラッチベアリンググリスには様々な種類があります。耐高温はもちろんのこと、どれだけスムーズに回せるかもひとつの目安となります。今回は主に市販している3種類をご紹介。
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