2010年11月21日日曜日

2010 鈴鹿選手権シリーズ 第6戦 SFCクラス

今シーズン、ハラダカートクラブが全勝を飾っているSFCクラス。

公式予選でランキングトップの清水寿昭(TONYKART)は48.838でトップを奪取。白川孝広(KOSMIC)が48.921で2位で1-2体制を築く。野田卓司(KOSMIC)は50.165で16位と出遅れる。

予選ヒート。ミッション付カートであるSFC特有のスタンディングスタートから清水が猛然と1コーナーをトップで通過。白川は少し出遅れ3位。野田は1周目に大きく順位を上げる。清水はそのまま快調に飛ばすかと思われたが、一瞬の隙をつかれ2位にポジションダウン。白川も4位にドロップし混戦模様。中盤、追い上げていた野田が最終コーナーでアクシデント。マシンにダメージが少ないことを確認し、ピットに戻る。結局、清水は2位、白川は4位となった。

いよいよ決勝ヒート。清水は抜群のクラッチミートでトップに浮上。白川も3位にポジションアップする。野田も予選ヒート同様、スタートダッシュに成功しポジションアップ。トップ集団は清水、白川を交えて5台のバトルを展開。なにかが起こるのではと思ったそのとき、1コーナーで3台がクラッシュ。清水はトップのまま抜け出したが、白川は一旦ストップしてしまう。清水は他のドライバーとマッチレースを展開。野田も6位までポジションを上げる。白川は単独走行ながらファステストラップを連発し、1ポイントでも獲得しようと激走。ファイナルラップ、清水の後方、3台がバトルになり、少しマージンを築く。しかし、ここで2位に浮上した選手が一気にペースアップし、最終コーナーで清水に仕掛ける。しかし、清水はベテランのテクニックでこれを守りきり、今季3勝目を飾った。野田はファイナルラップでキャブレタートラブルが発生し無念のリタイヤ。白川は11位でフィニッシュした。ポイントを大きく獲得した清水は3年連続のチャンピオンに王手をかけた。

リザルト ⇒http://www.suzukacircuit.jp/result_s/2010/kart/1121_sfc_f.html

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